購入に至るまでのエピソード
「車を買い換えるか」と14年秋頃に妻と相談しました。
当時の車はK12マーチ12SR 初期の3ドアでした。
オーテックで手を加えられ、キビキビと走るので大きな不満は無いのですが、新車から10年乗り、故障が増える年式なのに加え、3ドアが今後変わっていくであろう生活形態に問題になることは明確でした。
妻の車は別にあるので、ある程度は私の自由に選択でき、
・マニュアルミッション車
・K12マーチよりも広いこと
これを譲れないラインとしました。
現行マーチにnismoが有るのは知っていましたが、広さを満たすことが出来ませんでした。
日産にはMT車が寂しい状況を知っており、他メーカも考えていたところ、親切にしていただいているディーラーから、ノートnismo sの話をお聴きしました。
ノートは条件的には全く問題ありません。ただ試乗をしたいのですが系列店に入るか不明でした。
競合車を試乗したりしましたが、自分が日産好きと言うこともあり、ノートnismo sのことが気になります。
そんな時「遠いけど試乗車入ります」の連絡をいただき片道70kmの販売店へ…。
妻と共に試乗して、すぐに気に入りました。
ベース車両の使い勝手を奪うこと無く、気持よさが追求されていると感じました。
上を見れば、Zなどがありますが、この価格帯で実用度を残したままで、楽しく感じる車はなかなか無いバランスだと思いました。
オーテックの持つバランス感覚は、10年前のマーチの時と変わってなく素晴らしいと素直に思い、試乗した店から、いつもの店に行きすぐに契約しました。
納車日が明確になってきたので、マーチの処分準備を進めていました。
長く乗っていると色々と思い出があり、少し寂しくもあったのですが、妻が一言、
「思い入れがあるなら、マーチも残していいよ」と。
耳を疑いました。思わず「はぁっ?」と聞きなおします。
「思い出ある車だし、子どもが居ない間はそれぐらいの贅沢良いんじゃない」
と妻が、改めて答えてくれます。
初めてデートしたことや、いろいろな場所に遊びに行った想い出のあるマーチです。
もう少し思い出に浸る時間を与えられました。
これからの新しい思い出を、ノート、マーチと2台の中で創っていくことができます。
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