ニュースリリース
NV350キャラバン「ライダー」「ライフケアビークル(LV)」シリーズを発売
2012.06.15
日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:宮谷 正一)は、フルモデルチェンジし新名称となった「NV350 キャラバン」をベースに、カスタムカー「ライダー」と、「ライフケアビークル(LV)*」を設定し、「ライダー」のガソリンエンジン搭載車のロングボディ車は6月15日より、「ライダー」のディーゼルエンジン搭載車とスーパーロングボディ車、および「ライフケアビークル(LV)」全車は7月13日より、日産の販売会社を通じて全国一斉に発売します。
*: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。
<NV350キャラバン「ライダー」車両概要>
NV350キャラバン「ライダー」は、仕事でもプライベートでもこだわりの一台を求める方のためのカスタムカーです。エルグランド等で人気のライダーシリーズのイメージを踏襲した専用のフロントマスクを採用することで、より力強く存在感のあるデザインとしました。ワークユースからプライベートユースまで幅広いニーズに応えるべく、複数のグレードをベースに設定しています。さらに、本革巻ステアリングや防水シート地などが装備される「インテリアパッケージ」も設定し、機能性と上質感の両立を求めるニーズにも対応します。
<NV350 キャラバン「ライフケアビークル(LV)」車両概要>
「NV350キャラバン」の室内の広さや、スライドドア開口高を活かし、主に福祉施設・病院の送迎用、福祉・介護タクシーのニーズに応えるバリエーションを設定しました。全車、取り回しの良い1.7m未満の車幅で、バックビューモニターを標準装備とする(スーパーロングボディ車)など、運転される方にも配慮しています。
●チェアキャブ
簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備し、車両後部から車いすやストレッチャーのまま車内に乗り込めるモデルです。プラットホーム上で車いすの固定が可能なため介助者の負担を軽減しながら、車いすのまま楽に乗り降りが行えます。今回初設定となる最大で車いす4名が乗車できる仕様を含めて計3タイプを設定しました。また、全タイプでストレッチャーも搭載可能としました。
・M仕様 : 車いす2名が乗車可能。歩行可能な方8名と合わせて10名乗りです。
・C仕様 : 車いす1名が乗車可能。歩行可能な方が多い場合に最適です。
・D仕様 : 最大で車いす4名が乗車可能。車いすの方をなるべく多く乗せたい場合に最適です。
●アンシャンテ 送迎タイプ
福祉施設や病院などでの使用を前提とし、それぞれの利用者の送迎時にスムーズに乗降ができるよう工夫したモデルです。10人乗りであるワゴンをベースに専用のシートレイアウトを採用することで、各列のシートへの乗降性を向上させました。また、視認性の高いオレンジ色の乗降用手すりやステップを装備し、お年寄りや足元のおぼつかない方にも乗降しやすい仕様としました。さらに、それら乗降用装備の仕様や使い方を「チェアキャブ」と共通化することで、「チェアキャブ」と併有してお使いになる場合の利便性を高めています。
新型NV350キャラバン「ライダー」「ライフケアビークル(LV)」は、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」による減税措置*1で、自動車取得税及び自動車重量税が一部グレードで減税となります。尚、新型NV350キャラバン「ライダー」バン全車、および、「チェアキャブ」全車がエコカー補助金*1の対象となります。
*1 エコカー減税とエコカー補助金の詳細については、ベース車と同様に「『NV350キャラバン』エコカー減税サイト」(http://www.nissan.co.jp/EVENT/TAX/NV350CARAVAN/)をご参照ください。尚、エコカー補助金は2011年12月20日〜2013年1月31日までの登録(届出)車が対象で、「NV350キャラバン」の補助金は10万円。ただし、申請総額が予算を超過し次第終了となります。
<全国希望小売価格の一例(消費税込み)>
以 上