ニュースリリース
セレナ チェアキャブ「スロープタイプ」を発売
2017.02.06
日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、「セレナ」のライフケアビークル(LV)* シリーズに チェアキャブ「スロープタイプ」を新たに設定し、日産の販売会社を通じて2月20日より全国一斉に発売すると発表しました。
「セレナ」は8月のフルモデルチェンジ以降、“BIG”、“EASY”、“FUN”をコンセプトとした室内の広さや使い勝手をはじめとし、運転席から3列目に乗る人まで、全ての人が楽しく快適に移動できるミニバンとしてお客さまより好評を得ています。
今回発売するチェアキャブ「スロープタイプ」は、「セレナ」の持つ室内の広さや使い勝手の良さを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープと車いす固定装置を装備した車いす仕様車です。
車いすにお乗りの方が2列目左側の運転席に近い位置に乗車できる「車いす1名セカンド仕様」をはじめ計4タイプを設定し、ご家庭から福祉施設・病院、福祉タクシーなど幅広いニーズに対応します。
●車いす1名 セカンド仕様
車いすは2列目左側に乗車し、右側には介助者などが並んで座れるシートがあります。車いす1名を含めて7名が乗車可能です。車いすをお使いのお子さまがいらっしゃるご家庭におすすめです。
●車いす2名仕様
車いすにお乗りの方が、2列目左側と格納した3列目シートの位置に、同時に2名乗車することができます。車いす2名を含めて5名が乗車可能です。
●車いす1名 サード仕様
車いすは3列目シートの左右を格納して乗車し、車いす1名を含めて5名が乗車可能です。車いすにお乗りの方が乗車しない場合、乗車定員は7名となります
●車いす1名 送迎仕様
「車いす1名サード仕様」に対して、高齢者の乗降に配慮した乗降用手すりやオートステップ、3列目シートへ乗り降りがしやすい専用形状の2人掛けセカンドシートを標準装備。福祉施設の送迎に最適です。
セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の特長は以下の通りです。
○車いすのお子さまの快適な移動空間を実現
車いす乗車位置を車両前方に、そしてより中央寄りに設定し、運転席に近い位置に車いすを乗車させることを可能にしました。お子さまと一緒に安心してドライブが楽しめます。さらに、リクライニングタイプなど大きな車いすに対応できるスペースも確保しました。
○お子さまのケアに配慮した専用セカンドシート
2列目の車いす乗車位置の横にフルフラットリクライニングが可能な1人掛けの専用シートを装備しました。
介助者が車いすの真横に並んで座れるほか、停車中はフルフラットにして車いすをお使いのお子さまを車内でケアすることが可能です。
○明るく快適な3列目車いすスペース
3列目シートは格納時に側面の窓をふさがないため、車いすスペースが明るく、車窓を楽しみながら快適にドライブできます。
*: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」 (LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。
セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の詳細情報はこちらよりご覧ください。
WEBカタログ(http://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/SLOPE/index.html)
以上